「黒字化に向けてあいまいな説明しかない」株主から不安の声 2年連続赤字のシャープ

2年連続赤字のシャープは株主総会を開き、株主らは黒字化に向けた具体的な説明を求めました。

27日朝、本社がある堺市で株主総会を開いたシャープは、液晶パネル事業の低迷などで昨年度、およそ1500億円の赤字と、2年連続で大幅な赤字となっています。

【株主】「どういう形でこれからリカバーしていくかうかがおうと思う」

【株主】「体たらくで、株価も低迷しているし、具体的な計画をどう株主に示すのか追及してみたい」

総会で呉柏勲社長は、赤字について謝罪しましたが、株主からは「黒字化に向けてあいまいな説明しかない」と不安の声が上がりました。

シャープは26日、沖津雅浩副社長が社長に昇格すると発表しています。

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