メッツが大勝で勝率5割に到達 ジャッジは最速で30号放つ

【ヤンキース2-12メッツ】@シティ・フィールド

日本時間6月27日、ニューヨークを本拠地とするヤンキースとメッツが対戦する「サブウェイ・シリーズ」の2連戦は、メッツのスウィープに終わった。昨日の第1戦と同様にメッツ打線が爆発し、5回までに7対0とリード。ヤンキースは6回表にアーロン・ジャッジの30号2ランで反撃に転じたが、直後の6回裏にメッツの6番タイロン・テイラーが3号3ランを放ってとどめを刺した。メッツは12対2で勝利して今月14勝目。メッツの先発、ショーン・マナエアが5回無失点の好投で5勝目(3敗)を挙げ、ヤンキース先発ルイス・ヒルは2先発続けての炎上で3敗目(9勝)を喫した。

22歳のフランシスコ・アルバレスがメッツ打線を牽引した。3回、3番JD・マルティネスのタイムリーで1点を先制したメッツは、5番アルバレスがキャリア通算30本目となる4号2ランで追加点。『オプタ・スタッツ』によれば、22歳220日での通算30号は捕手としては史上3番目の若さだった。アルバレスはさらに5回にもタイムリー二塁打を放って、4得点のビッグイニングを演出。6回にもシングルヒットでチャンスを広げ、その後のテイラーの3ランで得点するなど、スーパースター候補が3打数3安打3得点3打点の大活躍を見せた。

メッツはその後も攻撃の手を緩めず、7回にも9番ハリソン・ベイダーの6号ソロ、8回には7番マーク・ビエントスのタイムリーで12点目。先発マナエアも5四球を与えながら5回を無失点に抑えた。大勝を収めたメッツは、これでついに借金を完済。6月だけで14勝を挙げる快進撃で、プレーオフ圏内まで1.5ゲーム差に迫っている。

直近4シリーズで負け越すなど急ブレーキがかかったヤンキースだが、ジャッジは淡々と本塁打を打ち続けている。ア・リーグ本塁打ランキング2位のガナー・ヘンダーソン(オリオールズ)の猛追を受けながらも、今日はMLB最速で30号に到達。ジャッジは2打数2安打1四球の活躍で、シーズン通算成績を打率.309(ア・リーグ2位)、30本塁打(メジャー1位)、出塁率.433(ア・リーグ2位)、OPS1.145(メジャー1位)としている。

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