MF重廣卓也がレンタル先のFCソウルから名古屋に復帰! 「チームに貢献し期待に応えられるよう頑張りたい」

名古屋グランパスは27日、Kリーグ1に所属するFCソウルに期限付き移籍加入していたMF重廣卓也が移籍期間満了に伴い、同クラブに復帰することを発表した。なお、公式戦出場が可能となるのは、第2登録期間(2024年7月8日(月)~8月21日(水))での登録完了後と併せて伝えている。

1995年5月5日生まれの重廣は現在29歳。京都サンガF.C.でプロキャリアを始めると、アビスパ福岡を経て、2022年夏に名古屋グランパスに加入した。直後に行われた浦和レッズ戦で、移籍後初ゴール兼J1リーグ初ゴールをマークした他、オフ・ザ・ボールの動きで違いを作るなど存在感を発揮。一方で、度重なるケガに泣かされ、在籍1年半で公式戦通算18試合の出場にとどまっていた。

今冬に期限付き移籍加入したFCソウルで公式戦4試合に出場した重廣は、名古屋グランパス復帰に伴い、クラブ公式サイトにてコメントを残している。

「このたび、名古屋グランパスへ復帰する事になりました。短い期間でしたが韓国での挑戦はサッカー選手としても、人間としても、成長出来た部分が多くあると感じています。その経験も活かし、チームに貢献し期待に応えられるよう頑張りたいと思います。 もう一度、また皆さんの熱い声援を背に闘えることを楽しみにしています」

J1リーグ5試合未勝利で10位にまで後退すると、同日にはMF米本拓司の退団を発表した名古屋グランパス。負傷者も続出しており、どん底のチーム状態だが、重廣は巻き返しの切り札になれるのだろうか。

【動画】GD間を取った重廣の名古屋初ゴール

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