敵地ホワイトソックス戦に「1番・DH」で出場
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は26日（日本時間27日）、敵地ホワイトソックス戦に「1番・DH」で出場し、2戦連続の先頭打者弾となる25号ソロを放った。2打数1安打2四球で4-0の勝利に貢献。被弾した右腕は「出塁させたくなかった。彼はかなりのパワーを持っている」と心境を語った。
打った瞬間に確信した。初回、エリック・フェディー投手と対峙した大谷。フルカウントからの6球目、甘く入ったカットボールをいきなり右翼席に叩き込んだ。打球速度113.9マイル（約183.3キロ）、飛距離437フィート（約133メートル）の豪快弾。2試合続けて、プレーボール直後のダイヤモンドを悠々と回った。被弾したフェディーは、ボールの行方を見届けると静かにうなだれた。
6回5安打4失点で3敗目（5勝）を喫したフェディーは試合後、米メディアの取材にロッカーで対応。米イリノイ州地元紙「シカゴ・サンタイムズ」のホワイトソックス番ダリル・ヴァン・スカウウェン記者が自身のXで映像を公開した。「3回以降はだいたい良かった」と登板を振り返ったフェディーは、3回にフリーマンに浴びた2点適時二塁打を「取り戻したい1球」だったと後悔した。
記者から絶好調の大谷との対戦について尋ねられると、「投げる時はそういったことは考えないようにしている」と返答。「試合開始から（カウント）3-2という嫌な状況になった。出塁させたくなかった」と先頭打者との対戦を振り返りつつ、「彼はかなりのパワーを持っている。思い知らされたよ」と脱帽した。
THE ANSWER編集部
