日本の路上で電動スーツケースに乗った中国人女性摘発、中国ネット「笑える」「歩道走る自転車は摘発しないのに」

大阪の路上で電動スーツケースに乗った中国人留学生の女性が書類送検され、中国のネット上で話題になっている。

大阪の路上で電動スーツケースに乗った中国人留学生の女性が書類送検され、中国のネット上で話題になっている。

報道によると、女性は無免許で電動スーツケースに乗り、大阪市内の公道を走行したとして、道路交通法違反容疑で書類送検された。電動スーツケースの行動での走行をめぐる摘発は日本で初めてだという。

電動スーツケースはもともと空港内での利用を目的に開発されたもので、最高時速は時速10キロほど。警察は走行速度や形状から、原付バイクと同じ第一種原動機付自転車に該当し、運転免許が必要と判断した。

女性は「(電動スーツケースは)乗り物と思っておらず、運転免許が必要だとも思っていなかった」と容疑を否認しているという。

中国のネットユーザーからは「スーツケースの無免許運転とは、笑える」「日本では本当に違法なの?」「でも日本では自転車がみんな歩道を走ってる(のに摘発されない)よ」「非常に日本らしい(呆)。歩道を猛スピードで走る自転車や、深夜の暴走族は摘発されないのに」「アメリカ人なら摘発されなかっただろう」「融通が利かない国だ」「スーツケースにも免許がいるとは、ずいぶん“自由”な国なんだな」といった声が上がった。

一方で、「現地の法律を順守すべき」「現地の法律と秩序は守らなければならない」「この法律は中国でもつくるべき」などの意見も見られた。(翻訳・編集/北田)

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