岡山産白桃使ったパン7月発売 山崎製パンと県コラボ きび団子も

岡山県とコラボレーションしたパンときび団子

 山崎製パン(東京)は岡山県産白桃のピューレ入りパンを7月1日に発売する。県産食材のPRを狙った岡山県とのコラボレーション商品で、岡山工場(総社市井尻野)で製造する。担当者が27日、県庁を訪ねて伊原木隆太知事に披露した。

 商品名は「たっぷりホイップのももパン」。白桃のピューレに果肉を加えたクリームを生地に包んで焼いた後、さらにホイップクリームを追加した。参考価格140円。パッケージに県のマスコット「ももっち」と「うらっち」をあしらった。

 合わせてきび団子も販売。米粉ときび粉を配合して作り4個ずつ串に刺し、1パックに3本詰めた。参考価格130円。同封のきな粉の小袋で“味変”も楽しめる。2商品とも中四国を中心としたコンビニやスーパーなどで8月末まで取り扱う。

 同工場の植松憲一営業統轄次長ら3人が県庁を訪問。植松次長は「味わって岡山といえば桃というイメージを高めてもらいたい」とアピールし、味わった伊原木知事は「濃厚な桃のクリームとあっさりとしたホイップクリームが合わさりおいしい。県外の人が岡山に興味を持つきっかけになれば」と話した。

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