伊藤洋輝を獲得のバイエルン 韓国代表DF金玟哉ら3選手放出も…総額171億円

伊藤洋輝

ドイツ1部の強豪バイエルン・ミュンヘンが主力センターバック(CB)3人の売却を検討しているとドイツメディア「HEIDEBERG24」が報じた。

今季国内外で無冠となったBミュンヘンはリーグ45失点を喫したDF陣の再編をもくろんでおり、ドイツ1部シュツットガルトから獲得した日本代表DF伊藤洋輝(25)と、今年1月に新加入したDFエリック・ダイアー(30)以外は今夏の放出もやむなしという。同メディアは「Bミュンヘンが(現所属の)選手全員で新シーズンをスタートしたいわけではない」と伝えた。

Bミュンヘンでは、これまでフランス代表DFダヨ・ウパメカノ、オランダ代表DFマタイス・デリフト、韓国代表DF金玟哉がCBの主力を務めていたが「クラブが支払わなければならない高額の給与に加えて、チームの雰囲気も重要だ。不満はロッカーの不安につながる可能性がある」と指摘。3選手を放出すれば「高額の移籍金を得る可能性がある」という。

唯一、ダイアーが今夏の放出候補ではないことについては「彼はスタメンから外れても何の問題も起こさない信頼できるリーダーとして、クラブ経営陣から評価されている」と説明した。

主力の3人を売却できれば、1億ユーロ(約171億円)の資金を手にすることも可能となる。それだけに、今後の動向が気になるところだ。

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