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裁縫で避けて通ることができない、針の糸通し。小さな穴に細い糸を通すのは、人によっては「一体なんの修行なのか…」と思うほど大変な作業でしょう。
市販の糸通しも売っていますが、いざという時に見つからないなんてことも…。
本記事で紹介するのは、どの家庭にも必ずある『あるもの』で針に糸を通す方法です。
裁縫とはまったく関係なさそうなグッズですが、びっくりするほど糸通しがラクになりますよ!
簡単に針に糸を通す方法
糸通しに使うのは、なんと歯ブラシです。衛生面を考慮して、新品を用意しました。
早速、歯ブラシを使って糸通しにチャレンジしましょう。
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まずは歯ブラシの柄に対して垂直になるように、糸を毛先に置きます。分かりやすいように赤い糸を使いました。
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ここで針の登場です。短針だと持つ部分が短くなってしまうので、中針から長針を使うことをおすすめします。
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針穴と糸を重ねながら、針を寝かせるようにゆっくりと押し込んでいくと…。写真では見にくいですが、針の穴に糸が通りました!
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ここで「できた~!」と油断して針を持ち上げると、せっかく通った糸が抜けるので要注意。反対の手で、穴に通った糸をそっと引っ張りましょう。
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ここまでできたら、あとは片方の糸を穴から抜いて、玉むすびをするだけです。
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使用した青い歯ブラシの固さは『普通』ですが、筆者の家には『やわらかめ』もあったので、同様に試してみました。
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試したところ、毛先が柔らかいので針で押し込むと糸が埋もれてしまい、一発では通せませんでした…。
コツをつかめばできそうですが、『普通』か『かため』の歯ブラシのほうがおすすめです。
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歯ブラシの固さは選ぶ必要があるものの、特に難しい点もなく、スルッと糸を通せて驚きです!
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今まで出会うことのなかった糸と歯ブラシですが、組み合わせたら最高のパートナーになりました。
この方法なら、いつもイライラしていた作業がサクッと終わりそうです。
不器用で糸通しが苦手という人は、裁縫道具に新品の歯ブラシをセットしておくのもよさそうですね。
[文/キジカク・構成/grape編集部]