台湾友好交流協会 総会に140人、議案承認 理事長が情勢解説 八王子市

NPO法人八王子・台湾友好交流協会(黒須隆一理事長)の総会が6月11日、八王子エルシィで行われた。156人中140人が出席し、事業報告や決算報告を受け、提出された5つの議案は全て、拍手をもって承認された。

総会では黒須理事長が「台湾の現状と協会の活動」と題し講演を行った。今年1月に行われた台湾総統選挙の結果解説や中国の軍事統一はあるのか、といった踏み込んだ内容にも言及。身近な国際情勢について出席者は頷きながら耳を傾けた=写真。

同協会は八王子市と台湾高雄市との海外友好交流協定の締結を機に、両市の市民や企業間交流を促進することを目的に発足。2024年4月には台湾東部沖地震に義援金300万円を送付したり、5月には八王子市の中学校給食に高雄産の金讃パイナップル1・3トンを2年連続で提供している。

© 株式会社タウンニュース社