パンダ2頭、米国へ出発 中米両国が新たな保護協力

パンダ2頭、米国へ出発 中米両国が新たな保護協力

中国ジャイアントパンダ保護研究センター雅安碧峰峡基地で撮影した雲川。(4月18日撮影、成都=新華社記者/薛晨)

 【新華社成都6月27日】中国から米国に貸与される雌雄のジャイアントパンダを乗せたトラックが26日夜、四川省のパンダ保護研究センター雅安碧峰峡基地を出発した。2頭は成都双流国際空港からチャーター機で米国に向かう。中米間のパンダ保護協力が新たに開始される。

パンダ2頭、米国へ出発 中米両国が新たな保護協力

中国ジャイアントパンダ保護研究センター雅安碧峰峡基地で撮影した鑫宝。(4月18日撮影、成都=新華社記者/薛晨)

 2019年7月28日生まれの雄「雲川(ユンチュワン)」は賢く活発、2020年7月23日生まれの雌「鑫宝(シンバオ)」は穏やかな性格だという。移動中の健康と安全を確保するため、中国側は新鮮な竹やタケノコ、果物、野菜、蒸しパン、水を用意。中米双方が経験豊富な飼育員と獣医師5人を同行させた。2頭が新たな環境に適応できるよう、米サンディエゴ動物園に到着した後も中国の専門家が約3カ月間滞在して隔離検疫を見守る。

パンダ2頭、米国へ出発 中米両国が新たな保護協力

中国ジャイアントパンダ保護研究センター雅安碧峰峡基地で撮影した鑫宝。(4月18日撮影、成都=新華社記者/薛晨)

パンダ2頭、米国へ出発 中米両国が新たな保護協力

中国ジャイアントパンダ保護研究センター雅安碧峰峡基地で撮影した鑫宝。(4月18日撮影、成都=新華社記者/薛晨)

パンダ2頭、米国へ出発 中米両国が新たな保護協力

中国ジャイアントパンダ保護研究センター雅安碧峰峡基地で撮影した鑫宝。(4月18日撮影、成都=新華社記者/薛晨)

パンダ2頭、米国へ出発 中米両国が新たな保護協力

中国ジャイアントパンダ保護研究センター雅安碧峰峡基地で撮影した雲川。(4月18日撮影、成都=新華社記者/薛晨)

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