映画『アイミタガイ』中條ていの小説を実写化、主演は黒木華×監督は草野翔吾

映画『アイミタガイ』が、2024年11月1日(金)より全国で公開される。主演は黒木華。監督は草野翔吾。

中條ていの小説「アイミタガイ」を実写映画化

「アイミタガイ」は、2013年に出版された中條ていによる小説。それぞれに悩みを抱えた見知らぬ人間同士が、ささいなきっかけを機に巡り合い、やがて“人々が助け合う心=相身互い”を通じて日々を変える大きな輪を生み出していく群像劇を描いた短編連作集だ。2014年には、斎藤緑雨文化賞長編小説賞を受賞している。

主演は黒木華、中村蒼・藤間爽子が共演

主人公・梓を演じるのは2021年には『浅田家!』で3度目の日本アカデミー賞最優秀助演女優賞を受賞。『キリエのうた』、『ヴィレッジ』など話題作への出演が続く黒木華。

梓の恋人・澄人を演じるのは、『沈黙の艦隊』や、2025年のNHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華之夢噺~」等、話題作への出演が続く中村蒼。梓の親友・叶海は、ドラマ「マイファミリー」の役どころで一躍話題となり、NHK連続テレビ小説「ひよっこ」、「ちむどんどん」、「ブギウギ」と次々に朝ドラに出演し注目を集める藤間爽子が演じる。

監督は草野翔吾、『台風家族』市井昌秀らが脚本を担当

メガホンをとるのは、『彼女が好きなものは』やドラマ「こっち向いてよ向井くん」の草野翔吾。小説「アイミタガイ」を原作に、『台風家族』で監督を務めた市井昌秀が脚本の骨組みを製作。『ツレがうつになりまして。』の故・佐々部清が生前に温めていた本企画を、草野翔吾が受け継いだ。

映画『アイミタガイ』あらすじ

ウェディングプランナーとして働く梓のもとに、ある日突然届いたのは、親友の叶海が命を落としたという知らせだった。交際相手の澄人との結婚に踏み出せず、生前の叶海と交わしていたトーク画面に、梓は変わらずメッセージを送り続ける。

同じ頃、叶海の両親の朋子と優作は、とある児童養護施設から娘宛てのカードを受け取っていた。遺品のスマホには、溜まっていたメッセージの存在を知らせる新たな通知が。一方、梓は中学時代の記憶をふいに思い出す。大事なときに背中を押してくれたのはいつも叶海だった。梓は思わず送る。「叶海がいないと前に進めないよ」。その瞬間、読まれるはずのない送信済みのメッセージに一斉に既読がついて……。

詳細

映画『アイミタガイ』
公開日:2024年11月1日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー
監督:草野翔吾
脚本:市井昌秀、佐々部清、草野翔吾
出演:黒木華、中村蒼、藤間爽子、安藤玉恵、近藤華、白鳥玉季、吉岡睦雄、松本利夫(EXILE)、升毅、西田尚美、田口トモロヲ、風吹ジュン、草笛光子
原作:中條てい「アイミタガイ」(幻冬舎文庫)

© 2024『アイミタガイ』製作委員会

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