![](https://nordot-res.cloudinary.com/c_limit,w_800,f_auto,q_auto:eco/ch/images/1178965227010196053/origin_1.jpg)
鶴岡市の月山高原に広がる耕作放棄地を、地元の農家が小麦を栽培して再生し、ブランド化を目指す取り組みが続いています。4年目となる小麦「ゆきちから」の収穫が27日、行われました。
日差しを受け金色に輝きながら風になびく小麦。月山の麓、鶴岡市羽黒町で栽培されている小麦「ゆきちから」です。地元の農家などが4年前に月山高原農地委員会を結成してもともと耕作放棄地だったこちらの月山高原畑作団地で栽培しています。
この日は晴天の下大型のコンバインを使って小麦の収穫が行われました。
耕作放棄地の再生を目指し始まった小麦栽培の取り組みで収穫はことしで4年目です。ことしは暖冬の影響で穂の生育が早まり、平年よりも1週間ほど早く収穫が始まりました。
月山高原農地委員会齋藤 一志副会長「40ヘクタールほどできているので少なくとも80トンから100トンくらいの収量を見込んでいる。粒ぞろいはことしすごく粒が大きくていい感じしている」
収穫した小麦は低温で保管した後、石臼で挽いて小麦粉を作り、「月山の粉雪」というブランドで販売しています。「月山の粉雪」は月山高原農地委員会のウェブサイトで購入することができます。