遺体は捜索中の都内在住・男性会社員と判明 富士山火口3人遺体発見の遭難事故 残る2人は今後収容へ=静岡県

富士山の山頂火口で登山客とみられる3人が遺体で見つかった遭難事故で、2024年6月26日収容された遺体は行方不明となっていた東京都日野市の53歳の男性と確認されました。

静岡県警山岳救助隊が、21日に富士登山に出掛けたまま行方不明の東京都日野市の男性会社員(53)を捜索していたところ、26日静岡県側の山頂火口で登山客とみられる3人の遺体を発見しました。

警察は26日のうちに、1人の遺体を火口から引き上げて収容していて、27日遺体は捜索していた日野市の男性会社員(53)と確認されました。死因は捜査中ということです。

男性会社員(53)は死亡して数日とみられるのに対し、ほかの2人は1か月以上経っていて警察は3人は別のグループとみています。

警察は残る2人の身元の確認と収容に向けた準備を進める方針です。

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