ことし4月、愛知県飛島村で小学3年生の女の子を大型トラックではねて死亡させた罪に問われた男の裁判で、検察側は禁錮2年6か月を求刑しました。
起訴状などによりますと富山県の榊泰雄被告（60）は、ことし4月9日夜に飛島村大宝で大型トラックを運転し、コンビニエンスストアの駐車場に入ろうと左折したところ、犬の散歩で歩道を歩いていた小学3年生の女の子（8）をはねて死亡させた過失運転致死の罪に問われています。
27日の初公判で、榊被告は起訴内容を認めました。
その後、検察側は「過去数年で信号無視と速度違反をしたにも関わらず、常習的に一時停止をおこたっていた」などとして、榊被告に禁錮2年6か月を求刑。
一方の弁護側は「被告は反省し今後、車は運転しない」などとして執行猶予付きの判決を求めました。
判決は、7月18日に言い渡されます。
