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【新華社合肥6月27日】中国安徽省の黄山市や宣城市などの地域でここ数日、豪雨が降り続き洪水被害が発生した。どの地域も洪水の状況に対応して迅速な措置を取り、住民の生命・財産の安全を守っている。
黄山市歙(しょう)県の市街地では24日、一部道路が深く冠水したため、消防隊員が専用装置を使って排水作業に取り込み、装置をフル稼働させて大量の水を急速に排出、水位は次第に低下した。
宣城市旌徳(せいとく)県では、送電大手、国家電網傘下の国網安徽省電力旌徳県供電が管轄区内の低地域にある電力施設や浸水した送電線ルートの電柱、さらには土砂崩れの可能性がある危険区間を巡回検査し、潜在的な危険を重点的に点検して送電線の安全を確保した。
また同市績渓(せきけい)県家朋郷では、地質災害の可能性がある地域の人々を遅滞なく避難させた。避難先では郷の診療所の医師が村民らの身体の状態を検査するとともに避難所の清掃・消毒を行った。(記者/曹力)