青年受刑者の出所後のキャリアを支援しようと、千葉県市原市の更生施設では6月27日、職業体験が行われました。
市原青年矯正センターは、窃盗などの罪で服役している知的障害などを持つ20歳から25歳の受刑者に対し、自立や更生を促すための施設です。
27日は、出所後のキャリアを支援するプロジェクトの一環として職業体験が行われ、ホテル三日月から派遣されたスタッフによる指導のもとベットメイキングを体験しました。
最初は苦戦していた受刑者たちも、チームで協力しながら次第にコツをつかんでいる様子でした。
民間企業による刑務所での職業体験は関東では初めてだということで、ホテル三日月は、今後もこうした取り組みを通じて、継続的に地域貢献していきたい考えです。
ホテル三日月 渡辺直樹 財務統括部長
「いま宿泊業では全国的に人手不足が叫ばれている中で、矯正センター出身の方が宿泊業に採用されるというのは全国的にも良いことだと思っている」