「逃げきれない、もうダメだと思った」報道みて逃走を断念か タクシー強盗事件で男が供述 広島

TSSテレビ新広島

タクシーの運転手から現金を奪ったとして26日に逮捕された男は「逃げ切れない。もうダメだと思った」と供述していて、報道をみて出頭したと見られることがわかりました。

強盗の疑いで26日に逮捕された広島市西区の無職、橋本昭弘容疑者(40)は、今月23日午後2時すぎに広島市東区二葉の里でタクシーの運転手にはさみを突きつけ、「ええけぇ、出せ、刺すぞ」と言って現金1万2000円を奪った疑いが持たれています。
橋本容疑者は逃走し警察が行方を追っていましたが、26日午後広島市南区の交番に出頭し、逮捕されました。

捜査関係者によりますと、橋本容疑者は「逃げ切れない。もうダメだと思った」という趣旨の供述をしていて、報道で犯行時の自分の映像が公開されているを見て出頭したと見られています。
橋本容疑者が出頭した際、所持金はおよそ100円だったということです。

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