河野デジタル相 麻生副総裁との会談で総裁選に意欲? 「面白い小説だ」とはぐらかす

河野デジタル相は、26日夜の麻生副総裁との会談に関連し、秋の自民党総裁選への出馬意欲を問われ、「面白い小説だ」とはぐらかしました。

ーー(記者)総裁選への出馬を麻生氏に伝えた? 河野デジタル相:
誰が?

ーー(記者)河野さんが。 河野デジタル相:
そうなの?どの河野さん?いや、面白い小説だと思います。

河野氏は26日夜、東京都内で麻生副総裁と会食し、関係者によりますと、総裁選出馬への意欲を示したとみられます。

河野氏は、2021年の総裁選で岸田首相に敗れて以降、所属する麻生派トップの麻生氏との関係構築に力を注いできました。

一方で、麻生氏と距離のある菅前首相が「総裁選に出るなら麻生派を出るべきだ」との意向を示すなど、対応を迫られてきました。

岸田批判が相次ぐ中、麻生派の一部などから立候補の期待が示され、関係者も「ここで麻生さんに明確に言わないと選択肢から外れる」との意見も出ています。

河野氏は、党内情勢をふまえ、今後判断する見通しです。

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