ウイング補強望むバルセロナ、マンUに居場所ないドルトムントMFサンチョに興味?

ジェイドン・サンチョ 写真:Getty Images

バルセロナ(スペイン1部)が、ボルシア・ドルトムント(ドイツ1部)でプレーするイングランド代表MFジェイドン・サンチョ(22)の獲得に興味を持っているようだ。

マンチェスター・シティ下部組織出身で2017年に加わったボルシア・ドルトムントでブレイクしたサンチョは、2021年夏にマンチェスター・ユナイテッドへ完全移籍。昨年9月にエリック・テン・ハグ監督と衝突したことから構想外の扱いを受けると、今冬に古巣のドルトムントへレンタルで加わり、ブンデスリーガ14試合で2ゴール3アシストを記録した。

スペイン『スポルト』によれば、ドルトムントとのレンタル期間が今月末に満了となるサンチョはユナイテッドに戻ることになるが、エリック・テン・ハグ監督の続投が決定的になっていることからクラブに残るつもりはなく、新たな移籍先を探しているという。

そして、サンチョにはレンタル先のドルトムントとユベントス(イタリア1部)が関心を示しているが、完全移籍での売却を望むユナイテッドは要求する移籍金6000万ユーロ(約102億9000万円)を支払う意思はないとのこと。バルセロナもそれを検討してないものの、レンタルでの獲得が可能となれば、状況が変わるようだ。

バルセロナ側にとってイングランド代表FWの給与は障壁になり得るが、選手サイドからポジティブなレスポンスを受け取っている模様だ。

ウイング補強を画策しているバルセロナはアスレティック・ビルバオ(スペイン1部)のスペイン代表FWニコ・ウィリアムズやリバプール(イングランド1部)のコロンビア代表FWルイス・ディアスに関心を示しているが、そのプランを遂行するにはブラジル代表FWハフィーニャを売却しなければいけないようだ。

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