仙台の直営6店舗7月1日に臨時休業「従業員の架空買い取り」など不正の疑い発覚『ブックオフ』石巻・利府などフランチャイズ7店舗は通常通り営業 宮城

中古書籍販売大手のブックオフグループは、複数の店舗で架空買い取りなど従業員による不正の疑いが発覚したと発表しました。これを受け宮城県内でも仙台の直営6店舗が棚卸のため、7月1日に臨時休業することがわかりました。

千葉陽太記者: 「若林区のこちらの店舗では、来月1日に臨時休業を告げるお知らせが掲示されています」

「ブックオフ仙台六丁の目店」でも7月1日、棚卸のため終日店を休むということです。

ブックオフグループは、子会社が運営する複数の店舗で、従業員による架空買い取りや在庫の不適切な計上など不正が行われていた可能性があり、各店舗で棚卸を始めると発表していました。

tbcが、県内の各店舗に確認したところ、子会社が運営する仙台の6店舗が、7月1日、棚卸のため臨時休業することがわかりました。この6店舗で不正があったかどうかはわかっていません。

仙台市や石巻市、利府町などのフランチャイズの7店舗は、通常通り営業するということです。

利用客: 「聞くとちょっと不安ですけど、他に売れるところを知らないので」 「できればいま来た店舗じゃないと信じたいけど(不正が)あったと聞くとちょっと怖い」

ブックオフグループは、弁護士などによる調査委員会を設置し実態解明を進めるとしています。

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