ガスリーとの契約延長を喜ぶアルピーヌF1代表。オコンの後任は「時間をかけて決める」と主張

 6月27日(木)、BWTアルピーヌF1チームはピエール・ガスリーとの契約を複数年延長し、ガスリーが2025年以降もチームに留まることを発表した。

 2023年にガスリーがチームに加入したことで、アルピーヌはガスリーとエステバン・オコンというフランス人コンビを揃えることになった。この年ガスリーはオランダGPで3位に入賞して表彰台に上がり、アルピーヌでの初年度をドライバーズ選手権11位という成績で終えた。

 しかし今年は序盤からマシンパフォーマンスの低さに苦しみ、ポイントを獲得できないレースが続いていた。しかし徐々に改善が見え始め、ガスリーは第8戦モナコGPから3戦連続で入賞を果たしている。

2024年F1第10戦スペインGP ピエール・ガスリー(アルピーヌ)

 ガスリーとの契約について、アルピーヌF1のチーム代表を務めるブルーノ・ファミンは、ブランドの素晴らしいアンバサダーでもあるガスリーとの契約延長を喜んだ。

「チームとピエールの契約延長は非常に喜ばしい。彼はF1で豊富な経験を積んだドライバーであり、コース上でも大きなポテンシャルを示し続けている。アルピーヌというブランドにとって、彼は素晴らしいアンバサダーであり、私たちは協力関係を続けることを楽しみにしている」

「これは我々の将来にとって重要なことだが、我々はこれから起こることに目を向けなければならない。それは現在のパッケージを改善するのに集中することだ。今シーズン、我々には高い野心があり、それを達成するために辛抱強く取り組んでいく」

 アルピーヌF1の2025年のラインアップに関しては、すでに今年限りでオコンがチームを離れることが決まっているため、現在は空席がひとつある状況だ。オコンの後任については複数のドライバーの名前が上がっており、ファミンは「ピエールのチームメイトを決めるのに時間をかけるつもりだ。選択肢がたくさんあることを嬉しく思う」と述べている。

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