同僚の口座から26万円窃取 20代の自衛官を懲戒免職【徳島】

同僚の口座から金を引き出し窃取したとして、陸上自衛隊徳島駐屯地は、6月27日付けで、20代の自衛官1人を懲戒免職にしました。

懲戒免職となったのは、第14後方支援隊に所属する20代の自衛官です。

陸上自衛隊徳島駐屯地によりますと、この自衛官は、おととし6月から9月にかけて、同僚の口座から金の引き出しを頼まれた際に、頼まれた以上の金を引き出し、あわせて26万円を窃取したということです。

陸上自衛隊徳島駐屯地は27日付で、この自衛官を懲戒免職処分としました。

処分を受けた自衛官は聞き取り調査に対し、「少しくらい窃取してもいいだろうと思った。深く反省している」と話していて、全額を弁済したということです。

陸上自衛隊徳島駐屯地第14後方支援隊長の佐藤 欣央一等陸佐は、「まことに遺憾。今後さらなる服務指導の徹底に努めていく所存」と、コメントしています。

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