カスミソウの収穫がピーク 純白の小さな可憐な花が魅力 大分

大分県九重町で純白の小さな花が可憐な特産のカスミソウが収穫の最盛期を迎えています。

カスミソウは暑さに弱いため、一般的には秋以降に出荷されますが、九重町の飯田高原では特有の涼しい気候を活かして夏も出荷できます。

森雅尚さんのハウスではおよそ500株のカスミソウが花を咲かせていて、27日も午後から収穫作業が行われました。収穫したのは「ギンガ」という品種で花の大きさは直径1センチほどと大きいのが特徴です。森さんの家族らはカスミソウをはさみで丁寧に切って収穫していきました。

今年は春先に天候に恵まれ品質の高いものに仕上がったということです。

(JAおおいた飯田花卉部会・森雅尚さん)「テーブルにちょこっと飾ったりとか、色染めしたものを加えて、カラフルな花束にもできるんで、飾り方次第でかわいかったり、大人っぽくなったり色々と使い方があると思います。皆さんに気軽に楽しんでいただければ」

カスミソウの出荷は11月ごろまで続き、九州各地の花市場に出荷されます。

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