マリーナホップ跡地活用 広島県は「トムス」の事業計画案を承認へ 多目的サーキットなど整備

広島マリーナホップの跡地活用を巡り、県は自動車用品販売などを手掛ける「トムス」と合意文書を結び、来月にも事業計画案を承認する方針であることがわかりました。

広島マリーナホップはことし12月に営業を終え、その跡地に自動車用品販売を手掛ける「トムス」が多目的サーキットなどを備える「ひろしまモビリティワールド」の整備を計画しています。

しかし、マツダなど構成メンバーの離脱が相次ぎ資金調達の見通しがたたなくなったことから、県は事業計画案の承認を保留していました。

県によりますと、開業資金およそ89億円の調達期限を、段階的に、ことし9月と来年2月に設定し、「トムス」が必要な額を調達できなかった場合、県は契約を回避することができ損害責任は負わないと明記した合意文を今月25日に結んだということです。

県は、来月にも事業実施計画案を承認する方針です。

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