警察官が窓からのぞいて発見-90代母親の遺体を放置 66歳息子を死体遺棄容疑で逮捕【新潟・秋葉区】

警察官が窓からのぞいて発見

新潟市秋葉区で同居していた90代の母親の遺体を放置し遺棄した疑いで、66歳の無職の男が逮捕されました。

死体遺棄の疑いで逮捕されたのは、新潟市秋葉区の無職・小林弘明容疑者(66)です。警察によりますと、小林容疑者は6月初めごろに亡くなった母親の小林ハルノさん(90代)の遺体を自宅に放置し、遺棄した疑いがもたれています。

26日夕方、近所の人が地域を巡回していた警察官に「最近、ハルノさんの姿を見ない」と相談。警察官が窓をのぞいたところ、人が倒れているような様子が見えたことから家の中に入り、ハルノさんの遺体を発見しました。遺体は腐敗が進んでいたということです。

■近隣住民
「信じられない。」
「移動販売が木曜日になると来るんですけど、そこには買い物してらっしゃいましたよ、出てこられなかったのは、最近3回目ぐらいでしょうかね。」

遺体発見当時、小林容疑者は家の2階にいて、当初は呼びかけに応じませんでしたが、警察官が入っていったところ部屋から出てきたということです。

■近隣住民
「実は見たことないから息子さん自体を。」
「別に普通の親子なんだと思いました。」

調べに対し、小林容疑者は「母親が死んだまま放置したことは間違いない」と話し、容疑を認めています。警察は、母親の死因や死亡時期などを詳しく調べています。

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