山形が誇るフルーツの不作は、ふるさと納税にも影響しています。
自治体では、返礼品のサクランボを十分に確保できない事態となり対応に追われています。
【山形市ブランド戦略課 高橋大 課長】「現状で1万2000件ほど確保ができていない」
山形市では返礼品としてサクランボ商品の申し込みが6万2000件にのぼりますが、このうち2割が発送できていません。
霜被害や双子果など、事前の情報収集は徹底していたということですが、収穫期に入ってからの高温障害は想定外の事態となっています。
このほか、寒河江市で4割、天童市で2割から3割の返礼品を確保できていません。
各自治体とも、お詫びをしたうえで別の返礼品に変更することや来年にサクランボを発送することなど代替案を説明しています。
【山形市ブランド戦略課 高橋大課長】「収穫直前にああいう気候が続くと申し訳ないが対応とるのが難しい状況。今年のような直前の暑さをどのように受注に反映できるのか今後、事業者や生産者と相談しながら検討したい」