「外に出ることがすごく増えた」目の不自由な人と“バディ”盲導犬が新生活 約7年間の門出を祝う 仙台

新たに盲導犬との生活を始めた人の門出を祝おうと27日、仙台市内で出発式が開かれました。出発式に参加した人と盲導犬は、およそ7年間、生活を共にします。

仙台市内のホテルで行われた出発式には、新たに昨年度から盲導犬との生活を始めた東北地方の8人が出席しました。

このうち東松島市に住む石川順子さんは、相棒のデュオくんとの新たな生活をこう振り返ります。

去年3月から盲導犬と生活している石川順子さん: 「この1年はすごく濃い1年で、この後7年あるがどのような思い出が増えていくのかと思い、ハラハラドキドキしている、デュオと一緒に楽しい思い出をたくさんつくっていきたい」

盲導犬として活動できる期間は概ね2歳から10歳までの間です。出発式に参加した人と盲導犬は、これからおよそ7年間生活を共にします。

石川順子さん: 「外に出ることがすごく増えたので、皆さんと触れ合う機会が増えて、とても楽しい毎日を送っている」

この出発式は、日本盲導犬協会が毎年行っているもので、今年3月現在、県内では18頭の盲導犬が目の不自由な人たちを支えています。

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