女子中学生に「好きやねん」「盗撮して」とDM 授業支援用アプリでわいせつな画像送信も 教師を懲戒免職

大阪府教育委員会は、生徒のわいせつな画像を別の生徒にSNSで送信したなどとして、交野市立中学校の37歳の男性教師を懲戒免職処分としました。

大阪府教育委員会によると、懲戒免職処分となったのは、交野市立第四中学校に勤務していた37歳の男性教師です。

■女子生徒に「好きやねん」「盗撮して」

男性教師は、チャット機能などがついた授業支援用のアプリを無断で私用のスマートフォンにインストールした上、去年7月から11月にかけて、10人以上の生徒と私的なやりとりをしていました。

やりとりの中では、同僚教員の名前をあげて、「死ね」「ブス」などと誹謗中傷をしたり、特定の女子生徒について「好きやねん」「盗撮して」などとメッセージを送ったりしていました。

■女子生徒の顔に男子生徒の性器の写真貼り付けた画像送信

また、女子生徒の顔を加工したわいせつな画像を、別の男子生徒に送信したことも確認されました。

去年11月、匿名の保護者から交野市の教育委員会あてに連絡があり発覚したということです。

■「生徒が僕になりすました」と話す教師 アプリの使用履歴から本人が行ったと確認

男性教師は大阪府教育委員会の聞き取りに対し、同僚教員への誹謗中傷については認め「自分のやることを批判的に悪く言われ、やけくそになった」などと話している一方、わいせつな画像の送信については「生徒が僕になりすまして行った」と話しているということです。

これに対して、大阪府教育委員会は、わいせつな画像の送信は、アプリの使用履歴などから、男性教師が行ったと確認しているとしています。

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