男鹿・湖東地区の消防体制の統合へ協議会設立 2026年4月以降の運用開始を目指す 秋田

秋田朝日放送

人口減少が進み自治体の財政状況が厳しくなる中、秋田県内では男鹿地区と湖東地区で消防体制の統合に向けた協議会が設立されました。

消防体制の広域化を見据え2022年度から準備を進めてきたのは潟上市・男鹿市・井川町・八郎潟町・大潟村です。現在は2つの地区に分けて消防体制を組んでいます。一本化で財政負担の軽減や消防隊員の技能向上などを図り2026年4月以降の運用開始を目指します。

協議会に参加する市町村の住民一人あたりの消防費は大潟村で5万6379円などいずれの市町村も県平均の2万4166円を上回っています。また、潟上市は地域によって管轄の消防本部が違っていて広域化の実現で長年の課題が解消することになります。協議会は7月1日に設立され今後、統合する消防本部の場所や分署の位置などについて検討を進めます。

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