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青森県内の赤字のバス路線を維持するために、行政と事業者が負担する費用が10月からの1年間で過去最高となる7億9500万円余りとなる見込みです。
国と県、市町村は、バスの主要路線の運行を維持するため、民間のバス事業者に対して、毎年補助金を交付しています。
バス交通の対策協議会では、弘南バスや十和田観光電鉄、下北交通など5つの事業者の合計33路線に対して、10月からの1年間でおよそ7億9570万円を補助する計画が承認されました。
行政からの補助金は年々増えていて、過去最高となります。
人口減少や自動車の普及により、県内のバスの利用者が減り続けるなか、公共交通の専門家は…。
【福島大学経済経営学類 吉田樹教授】
「まず、基礎自治体単位でどういう公共交通機関を必要としているのか、必要とされているのかということを、住民の皆さんと議論を深めていくことが必要になってくると思います」