就任から1年 青森県の宮下知事に聞く②「県のボールパーク構想と2年目の目標」

青森県の宮下知事は6月29日に就任1年を迎えます。前回に続き、澤田愛美キャスターが県のボールパーク構想と2年目の目標について話を聞きました。

青森県議会の一般質問で20日、宮下知事は、今の県営野球場に代わるボールパークの整備を目指す考えを示しました。

【宮下知事】
「今年度から野球場の整備を検討することといたしました。新しく整備する野球場について、私は野球場としての機能はもとより、多様な機能を持ち、にぎわいや交流の拠点となるボールパークとしたいと考えております」

では、一体どのような施設の建設を目指すのか聞きました。

【澤田愛美アナウンサー】
「最近気になっている明るい話題として、ボールパークについて夢があるなと思ったんですけれども」

【宮下知事】
「私もそう思う。野球場を新しく造らなければいけないというミッションがあったんですけれど、ただ野球場を造るということだと、野球ができるのは当たり前ですけれども、それだけではなくて、せっかく造るのでコンサートもできるようにして、青森県でも一流のアーティストを呼んで、何千人という規模のお客さんを集めてコンサートができれば経済効果も絶大ですから、そういうことができるようにしたいと思いますし、後は防災、これは非常に重要な観点だと思いますので、防災にもつかえるような施設にしていきたいと思っています」

県は、8月にも1回目の有識者会議を開き、整備場所や施設の機能、収容規模などについて検討を進めることにしています。

【宮下知事】
「何か夢のある施設にしたいですよね。これも皆で議論しながら進めていきたいと思っています」

そして、夢のある構想に続いて、就任2年目の目標を紙に書いてもらいました。

【宮下知事】
「2年目はこれで行きます!アオモリ・トランスフォーメーション=AX。青森を大きく大きく変革していきます『青森大変革』そういう1年にしたいと想います」

【澤田愛美アナウンサー】
「どんどんスピードを持って、さらに変わっていくということですね」
「スピードが大事です。世の中の動きは早いし、世界の動きも早いし、その先を行かないといけないから、行政はもっともっと早くスピーディーに動かなきゃいけない、と思っていますので頑張っていきます」

ボールパークを巡っては、北海道や岩手でも新たに球場が造られ、そこを核にしてにぎわいや交流をつくろうという動きがありますで、ぜひ期待したいと思います。

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