アストンマーティンF1、ストロールとの契約延長を発表。2026年までアロンソとのコンビを継続へ

 6月27日(木)、アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チームは、ランス・ストロールとの契約を複数年延長したことを発表した。ストロールは2025年以降もチームに留まることになる。

 ストロールは2017年にウイリアムズからF1にデビューし、この年のアゼルバイジャンGPで初表彰台を獲得。これを含め、ストロールは3度表彰台に上がった経験を持っている。2019年にはアストンマーティンF1の前身であるレーシングポイントに移籍し、現在まで6シーズンにわたって在籍してきた。

 アストンマーティンF1との契約延長が決まったストロールは、以下のようにコメントを発表した。

「2025年、そしてそれ以降もチームに残ることを約束できて本当にうれしい。この5年間、どれほど僕たちが進んできたかを考えると驚きだ。僕たちはチームとして大きく成長した。まだまだ楽しみなことはたくさんある」

 チーム代表を務めるマイク・クラックは、ドライバーラインアップを変えないことによる安定性は“素晴らしいプラットフォーム”になると述べた。

「ランスのアストン・マーティン・アラムコでの将来を正式に発表できることをうれしく思う。彼はこのチームを築くうえで重要な役割を果たしてきた。献身的なシミュレーター作業と並び、彼の技術的なフィードバックは、毎シーズンのマシンの継続的な開発に貢献してきた」

「ランスとフェルナンド(・アロンソ)が我々のチームに残るという一貫性と安定性は、我々の野心を実現し続けるための素晴らしいプラットフォームだ。さらに素晴らしい思い出を作り、ともにさらなる成功を収めることを楽しみにしている」

 クラック代表のコメント通り、アロンソはすでにアストンマーティンF1との契約を延長したことを発表しており、アストンマーティンは少なくともこのコンビでホンダがF1に復帰する2026年まで戦うことになる。

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