“昭和レトロ”でノスタルジック…名古屋のソウルフード「スガキヤ」が新スタイルの店舗 70年代頃の店再現

東海地方のソウルフード「スガキヤラーメン」の「スガキヤ」が2024年6月27日、名古屋市中区に「昭和レトロ」を基調とした新スタイルの店舗をオープンしました。

2024年で創業78周年を迎える「スガキヤ」が長年の感謝を込めて、もともとあった大須店を、昭和レトロを感じるノスタルジックな店にリニューアルしました。

オープン日の27日は、朝から長い行列もできていました。

かわいらしい文字の看板も目を引きますが、その下にはショーケースがあり、ラーメンやスイーツの食品サンプルが並んでいてレトロな雰囲気です。

店の中はポップな白とピンクのストライプ模様で、懐かしさを感じるペンダントライトもありますが、内装は1970年代ごろの店舗をリアルに再現したものです。

当時の写真や、長年働いている従業員に話を聞くなどして、“昭和”のスガキヤに近づけたといいます。

オープン初日の27日は、SKE48のメンバーがお出迎えしましたが、彼女たちが着ている制服も昔、スガキヤで使われていた制服をイメージしています。

行列に並んでいたお客さんのなかには、往年のスガキヤファンもいました。

60代女性:
中学校ぐらいの頃から、近所の店に出かけていました。楽しみです。

そしてメニューには、通常のラーメンなどのほかに「復刻メニュー」もあります。

特製のラー油で和えたシャキシャキの白ネギの食感が楽しめる「ネギラーメン」は、歴代メニューの中からSNSの投票で1位になったラーメンで、昭和のネギラーメンを再現するためラードも入れているということです。

30代男性:
初めて食べたんですけど、ネギラーメンおいしいですね。スガキヤのスープにピリ辛な感じがいい感じで、おいしいです。

ほかにも、寒天や粒あんが乗った「ポンチ」というスイーツもあります。かつて、スガキヤで販売されていたスイーツを再現したもので、大須店のみの限定商品です。

スガキヤは、昭和レトロを新鮮に感じる若者や外国人観光客などを呼び込みたいとしています。

(東海テレビ)

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