盲導犬との生活の門出を祝う 仙台・青葉区で式典 日本盲導犬協会

盲導犬との生活を歩み出した人たちの門出を祝う式典が、仙台市青葉区で行われました。

日本盲導犬協会の式典には、2週間の歩行訓練を経て約1年間生活を共にしてきた、盲導犬とそのユーザー、8組が出席しまし。

出席者たちは1年間を振り返り、通勤や旅行などで盲導犬と共に歩く喜びや、盲導犬が癒やしの存在であることなどを支援者に報告しました。

鈴木崇文さん「出かけたい時に出かけられるのでいい。今まで白杖のときは誰かと一緒に出かけたりしていたのでそこが違う。一緒に歩いてくれるパートナー」

日本盲導犬協会によりますと、盲導犬は現在全国で796頭、このうち宮城県では18頭が活動しています。

盲導犬を必要としている人は推計で3000人もいるうえ、盲導犬候補の子犬を育てるパピーウォーカーが不足していることなどから、希望しても2年から3年待ちとなっているということです。

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