ヘビやカエルで自給自足…陸自で最も過酷なレンジャー訓練から隊員帰還 赤ちゃんと初対面の隊員も 愛知

テレビ愛知

レンジャー訓練を終えた陸上自衛隊の隊員の帰還式が、6月27日守山駐屯地で行われました。レンジャー訓練は陸上自衛隊の訓練で最も過酷とされます。50キロの荷物を背負って険しい山道を夜通し歩くほか、ヘビやカエルを捕まえて食料にするなど、体力や精神を追い込む訓練が約3カ月間続きます。

守山駐屯地では、訓練を耐え抜いた第35普通科連隊の隊員13人が帰還式に臨みました。

鏡味大樹3等陸曹:
「本日10時、守山駐屯地に帰還しました」

第35普通科連隊長 佐々木久史1等陸佐:
「全ての任務完遂を認める」

隊員は訓練を終えた証、レンジャーバッジを授与され教官らから労いの言葉を受けていました。帰還式には家族も駆けつけました。3カ月ぶりに会う妻は、生まれたばかりの赤ちゃんを抱いていました。初めて対面です。

湯山丈3等陸曹:
「子どもの顔を見た瞬間、帰ってきたんだなって、実感しました。めちゃめちゃかわいかったです」

妻・湯山清哉さん:
「すごい感動しました。痩せてるんですけど、頑張ったんだなってすごく思いました。3人でゆっくり、過ごせたらと思います」

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