女性自衛官の割合
2022年度の自衛官の男女割合を表1にまとめました。
表1
※内閣府男女共同参画局「防衛省職員の在職状況」を基に筆者が作成
女性自衛官は2022年3月末時点で1万9866人、全自衛官の8.7%とはいえ、年々増加傾向にあるようです。
とくに新規採用者に占める女性の割合は、約6人に1人と急増中で、自衛官の仕事は女性にとっても身近な存在となってきています。
女性自衛官の採用条件
自衛官になるための特別な資格は必要ありませんが、身体検査と基礎的な学力を見るための筆記試験はあり、それに合格しなければ入隊することはできません。自衛官の身体検査等の基準を表2にまとめました。
表2
※防衛省「身体検査等の基準について」を基に筆者が作成
男性自衛官と女性自衛官の身体検査等の基準はほぼ同じで、これらに該当していれば誰でも入隊が可能です。
女性が働きやすい環境が整っている
自衛隊は、意欲と能力のある女性職員の活躍を推進するために、女性が働きやすい環境や制度を整えています。例えば、女性にとって重要なライフイベントである妊娠・出産を考慮した勤務制度の一部を、表3にまとめました。
表3
※防衛省「防衛省職員のための両立支援ハンドブック」を基に筆者が作成
自衛官に相談してみよう!
女性自衛官の人数が増加しているといっても、ご家族の方々は心配でしょう。ご家族の中で自衛官を目指す方がいる場合、お近くの地方協力本部に問い合わせることをおすすめします。
相談や疑問があれば、地方協力本部の自衛官が親身になって聞いてくれるので、一度話を聞いてみてはいかがでしょうか。
出典
内閣府男女共同参画局 防衛省職員の在職状況
防衛省 自衛官募集 身体検査等の基準について
防衛省 防衛省職員のための両立支援ハンドブック
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー