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繁殖させる目的で飼育していた3匹の犬をビニール袋などに入れて密封し窒息死させたとして、県警は27日、81歳の元動物販売業の男を逮捕しました。
動物愛護法違反の疑いで逮捕されたのは、毛呂山町の元動物販売業 渡部幸雄容疑者(81)です。
警察によりますと渡部容疑者は5月、自宅敷地内にある飼育施設で、飼育していた犬3匹をビニール袋などに入れて密封し死亡させた疑いが持たれています。
「繁殖能力がないと判断した犬を、ビニール袋で密封して殺している」と情報提供を受けた警察が5月、渡部容疑者の自宅を家宅捜索し犬の死骸が見つかりました。
調べに対し、渡部容疑者は「1匹は殺したが2匹は死んでいた」と供述しているということで、警察は詳しいいきさつを調べています。