夏の高校野球岩手大会 出場55チームの組み合わせ決まる【岩手・盛岡市】

いよいよ球児たちの熱き夏の戦いが始まります。夏の高校野球岩手大会の抽選会が開かれ、出場55チームの対戦カードが決まりました。

盛岡市で開かれた組み合わせ抽選会には、各チームのキャプテンが集まり、予備抽選で決まった順に本抽選のくじを引いていきました。

今回は5つの連合チームを含む63校55チームが夏の頂点を目指します。

なお開会式の選手宣誓は来年度、不来方との統合が決まっている盛岡南高校の下田大地主将に決まりました。

(盛岡南・下田大地主将)

「今まで支えてくださった方々への感謝とこれからへの決意を表現していい選手宣誓にします。」

ブロックごとの組み合わせです。

Aブロックです。開幕カードは盛岡四と花巻農の一戦です。秋・春ともにベスト8に輝き、8年ぶりのシード権を獲得した高田、そして第一シードには去年の夏の王者、花巻東が控えます。

Bブロックです。他校から部員を借りて大会に参加する特別措置「単独廃校」ルールを夏の岩手大会で初めて適用する金ケ崎は遠野緑峰と対戦します。そしてこのカードの勝者を去年の夏準優勝の盛岡三が迎えます。シードには
去年秋の県大会を制した一関学院と春の県大会ベスト4の水沢商が入ります。

Cブロックです。去年の夏2年連続でベスト4入りの盛岡一は創部50年の節目の年を迎える花北青雲と。去年の秋準優勝で初の東北大会に出場した久慈は遠野と対戦します。統合前最後の夏となる盛岡南は胆江地区初の甲子園を目指す水沢と激突。その勝者が対戦するのは春の県大会3位で3年連続のシード校となった大船渡です。

Dブロックです。今年の春から連合を組む大船渡東・住田・岩泉・山田の沿岸連合は今年学校創立100周年を迎える黒沢尻北と対戦します。去年の夏、21年ぶりのベスト4を経験した選手が多く残る盛岡商は岩手と対戦。そして注目は盛岡大付。去年の夏23年ぶりの初戦敗退を経験した悔しさを胸に3年ぶりの王座奪還を狙います。

夏の高校野球岩手大会、今年もきたぎんボールパークと花巻球場の2会場で試合が行われます。開幕は7月10日、決勝は25日に行われる予定です。

岩手朝日テレビでは、選手たちの熱い戦いを今年も連日お伝えします。地上波では開会式と2回戦以降の全試合を、インターネットでは開会式から決勝までの全試合をお伝えします。

※岩手県高野連 https://www.iwate-koyaren.com/1935/

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