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「忍野八海」周辺で繁殖する外来植物 忍野村は一斉駆除に乗り出す
世界文化遺産・富士山の構成資産「忍野八海」などで知られる山梨県忍野村で外来植物の繁殖が広がっていて、村は7月に一斉駆除に乗り出します。
忍野村で今、繁殖が広がっているのが特定外来生物「アレチウリ」です。
アレチウリは繁殖力が極めて強く、放置するとほかの植物につるを巻きつけて枯らしてしまいます。
薬剤を使うとほかの植物や生物にも悪影響を及ぼすため、村は村民に協力を求めて7月、一斉駆除に乗り出すことを決めました。
忍野村環境水道課 湯山翔太 副主査
「職員だけで駆除作業をしても全て駆除するのは難しいので、人数を増やして多くの人に特定外来生物を学んでいただきながら、忍野村の生態系を守っていければと思う」
忍野八海や桜で有名な新名庄川が流れる忍野村では「アレチウリ」以外にも、水辺に繁茂する「イケノミズハコベ」など計4種類の外来植物が約20カ所で確認されています。
村はこれらの植物は繁殖力が強く、誤った方法で駆除するとさらに勢力を広げる恐れがあるとして「見つけたらまず情報を寄せてほしい」としています。
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