6月25日の中国・重慶市。
雨でぬれた歩道のマンホールはふたが外れていて、大きな穴が2つ開いています。
そこに、小学校5年生の女の子が歩いてきました。
手に持った傘を折り畳んでいたそのとき、傘に気を取られていたのでしょうか、女の子はマンホールに落下してしまったのです。
マンホールの中から女の子が「助けて！マンホールの中にいるの！」と叫びますが、辺りには人の姿は見えません。
中国のメディアなどによると、マンホールには大量の水がたまり、女の子は首まで水に漬かった状態だったといいます。
近くにいた登校中の小学生たちが、すぐに女の子を救出するため、マンホールをのぞき込み手を伸ばします。
さらに2人が加わり力を合わせて引っ張り上げると、マンホールに落ちてから約3分、無事、女の子の救出に成功しました。
現地メディアによると、重慶市では連日大雨が降っていて、マンホールからあふれた水がふたを飛ばしてしまったということです。
