「包む」和紙に…「食べる」和紙?
高知の特産品である「和紙」の魅力を伝えるイベントが、高知大丸で開催されています。
高知大丸で開かれている「伝える和紙フェア」は、県の内外の25の作家や企業が出品したハガキやアクセサリーなどを展示・販売しています。
和紙と聞いて、みなさんはどのような使い方を思い浮かべますか?
例えば「ご祝儀袋」にー
今の時期にぴったりの、和紙の「うちわ」
熟成した柿で染めた「柿渋」は、長持ちする上に虫がつきにくい特徴があります。
さらに“食べる和紙”もー
和紙の原料であるこうぞを使った珍しいクッキー、「鬼皮スノーボールクッキー」(680円)は、和紙を作る際に取り除く「鬼皮」という一番外側の皮が使われています。
どんな味かというと…
(中川果歩リポート)「ほうじ茶のような香ばしい香りと少し塩味もあって、とても美味しいです」
こうぞの幹の部分「カジガラ」の燻製でつくったビール「楮スモークヘイジーIPA」(800円)もあります。
ほかにも和紙のイヤリングやピアスなど、ユニークな商品のほか、高知市の土佐山学舎の児童が土佐和紙に描いた絵も展示されています。
(Washi+浜田あゆみ代表)「楽しむ・伝えるとか包む、いろんな和紙の形をみなさんに創造してもらいましたので、ぜひいろんな和紙の可能性を楽しんでいただけたらと思います」
「伝える和紙フェア」は、7月9日まで開催されています。