中核派の活動家「コロナ給付金詐欺」で逮捕 うその書類を提出し現金10万円をだましとった疑い

新型コロナの給付金をだましとった疑いで、中核派の活動家の男が逮捕されました。男は連行されるのをかたくなに拒否していました。

【記者リポート】「午後0時半ごろです。京都府警の捜査員が男を連行してきました」

車いすで捜査員に連れられる男。カメラに向かって…
【高田暁典容疑者】「戦争に反対しよう。核兵器をなくそう」

警察に連行されるのを拒否する男は、詐欺の疑いで逮捕された中核派の活動家・高田暁典容疑者(36)。

2年前、京都市の新型コロナの臨時特別給付金について、規定以上の収入を得ていたにも関わらず、うその書類を提出して、現金10万円をだましとった疑いが持たれています。

警察は25日、高田容疑者が当時住んでいたとみられる京都大学の熊野寮を家宅捜索していました。

高田容疑者は黙秘していますが、警察は、だましとった金が中核派の活動資金になった疑いもあるとみて調べています。

高田容疑者は2023年8月6日「原爆の日」の式典で、広島市の職員を集団で暴行した罪で起訴されています。

© 関西テレビ