坊っちゃん列車アンケート、6月28日~7月31日実施 市民と県外在住者計3000人に

坊っちゃん列車の持続可能な運行支援を検討するため実施するアンケートの説明などがあった松山市議会産業経済委員会=27日午後、市役所

 愛媛県松山市議会の産業経済委員会が27日あり、理事者が伊予鉄道の坊っちゃん列車の持続可能な運行支援を検討するため実施するアンケートの詳細について説明した。調査期間は28日~7月31日で、対象はいずれも18歳以上の市民2千人と、松山を訪れたことのある県外在住者千人。

 市民向けのアンケートは性別・年代を均等にし無作為抽出した対象者に調査票を郵送し、ウェブか郵送で回答。最大18問を用意し、伊予鉄が見込む年間5千万円程度の赤字額の負担について市がどうすべきか、支援を目的とするふるさと納税型クラウドファンディング(CF)の2回目が実施されたら寄付したいかなどを問う。

 県外向けは民間のアンケートサイトを活用し、坊っちゃん列車の乗車経験の有無や乗車の目的・感想、どんなサービスがあれば乗りたいかなど、最大15問を設ける。

© 株式会社愛媛新聞社