<8月5日開催「仙台七夕花火祭」>1万6千発の花火打ち上げ 物価高の影響で予算が<過去最高>の見込み 主催者が街頭募金など協力呼び掛け

仙台七夕まつりの前夜祭「仙台七夕花火祭」の概要が、27日発表された。

今年は、物価高の影響で予算が過去最高の9000万円ほどになる見込みで、主催者は街頭募金などへの協力を呼び掛けている。

伊藤悠貴記者リポート

「西公園周辺が会場となる仙台七夕花火祭。今年も、例年通り1万6千発の花火が夏の夜空を彩ります」

27日は、花火祭りを主催する仙台青年会議所が会見を行い、概要を発表した。

仙台七夕まつりの前夜祭として8月5日に行われる今年の「仙台七夕花火祭」では、例年通りの1万6千発が打ち上げられる。

打ち上げ時間は午後7時15分からの1時間15分。

例年は、1時間30分だが、コロナの影響で去年と一昨年は1時間に短縮されていた。

無料の観覧エリアは、『全国都市緑化フェア』の会場だった青葉山公園の観覧エリアを広げるなどして、去年の2倍となる4万人規模の受け入れが可能になる。

一方、有料席は、樹木に視界を遮られるケースを防ぐため、去年よりも1000席ほど少ない約5000席となっている。

仙台青年会議所では、今年は平日開催となるため、去年より5万人少ない45万人の来場を見込んでいる。

花火祭りの予算は、物価高が影響し去年より500万円多い過去最高の9000万円となる見込みで、仙台青年会議所では6月末から行う街頭募金などへの協力を呼び掛けている。

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