スズキの株主総会 過去最高の売り上げを記録したものの認証試験の不正発覚で鈴木俊宏社長が株主に陳謝 浜松市

過去に製造・販売していた車種で認証試験の不正が明らかになった自動車メーカー・スズキの株主総会が開かれ、鈴木俊宏社長が株主に謝罪しました。

浜松市で開かれたスズキの株主総会には244人の株主が出席しました。

スズキは昨年度の売上高が5兆3743億円と初の5兆円を突破したものの、型式認証試験を巡り、2014年から2017年まで製造・販売された貨物仕様のアルトで、ブレーキに関わる試験のデータの不正が発覚。

スズキ本社に国交省が立ち入り検査に入る事態となりました。

これを受け株主総会では冒頭、鈴木俊宏社長が「不正を発生させない社内の仕組み作りを実行し、コンプライアンス強化に全社で努めていく」と陳謝しました。

株主は:
「真摯(しんし)な対応をしていると思った。地元の大企業でもあるし、当然ながら社会的な責任もあると思うし、今後の真摯な対応についても期待する」

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