熊本市中央区のアパート2遺体 白骨化の遺体は88歳母親と判明

6月20日、熊本市中央区のアパートで2人の遺体が見つかった事件の続報です。
このうち白骨化してベランダで見つかった遺体がこの部屋に住む親子のうち88歳の母親であることが分かりました。

この事件は6月20日の夕方、熊本市中央区渡鹿にあるアパートの部屋から男性の遺体と白骨化した女性の遺体が見つかったものです。

警察は、遺体はこの部屋に住む親子とみて捜査。

そのうち1人は親子のうち65歳の長男で病死だったと6月22日に明らかにしました。

一方、白骨化した遺体については身元の特定を進めていましたが27日になって
この部屋に住む無職の立山絹子さん(88)であると判明しました。

警察によりますと、立山さんは病死した65歳・長男の母親で1年以内に死亡したとみられ死因は不明だということです。

立山さんの遺体はベランダにあったポリ容器から見つかっていることから、警察は
病死した65歳の長男が何らかの事情を知っていた可能性が高いとみて死体遺棄の疑いで捜査しています。

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