解体工事現場で不法残留ベトナム人3人を働かせる 容疑で経営者の53歳男を逮捕

京都府警本部

 不法残留のベトナム人を就労させたとして、京都府警捜査5課と南署などは27日、入管難民法違反(不法就労助長)の疑いで、京都市南区の解体工事会社経営の男(53)と宇治市の会社員の女(19)を逮捕した。

 2人の逮捕容疑は共謀し、4月15日ごろ~5月10日ごろ、南区の家屋の解体工事で、在留期間を過ぎて残留していたベトナム国籍の男3人=いずれも入管難民法違反罪で起訴=を作業員として不法に就労させた疑い。府警は2人の認否を明らかにしていない。

 府警によると、女がベトナム人の男3人を車で工事現場に送迎していたという。

京都府警本部

© 株式会社京都新聞社