スマートフォンを使った防災教室 長良中学校3年生100人参加 岐阜市

防災教室の様子=27日午前、岐阜市長良福光、長良中学校

  スマートフォンを使った防災教室が27日、岐阜市の中学校で開かれ、生徒が災害時の情報収集や共有について学びました。

  この防災教室は、通信大手のKDDIと中部大学が企画した出前授業です。

  災害時にスマートフォンを活用して、正確な情報の収集と共有を学ぶことによって、自助や共助につなげようと開かれました。

  27日は、長良中学校の3年生約100人が参加しました。

  グループに分かれた生徒には、スマートフォンと地図が配られ、豪雨災害を想定して安全な避難場所や避難ルートを探りました。

  生徒は専用のアプリを使って、別のグループからさまざまな情報を収集。通行できなかったり、救助が必要だったりする場所を地図に記しながら共有していきました。

※生徒
  「これから大人になっていく中で、正確な情報とかを、相手やたくさんの人にわかりやすく伝えて、自分とたくさんの方々の命とかを共助として救っていけたらと思いました」

  この防災教室は、KDDIと中部大学が連携して、2017年から全国各地の学校で開かれています。

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