23歳ルーキー政田夢乃が2アンダー発進 道産子でも「寒い方が苦手」 夏の神奈川でさらに飛躍へ

資生堂レディス初日、17位発進となった政田夢乃【写真:Getty Images】

資生堂レディス

女子ゴルフの国内ツアー・資生堂レディスが27日、神奈川・戸塚CC西C(6697ヤード、パー72)で開幕し、ルーキーの23歳・政田夢乃(なないろ生命)が4バーディー、2ボギーの70で回り、2アンダーの17位で初日を終えた。1回目のリランキングで30位となり、後半戦の出場権を獲得。「ゴルフがたくさんできるのが嬉しい」と笑顔を見せた。

序盤から勢いに乗った。インスタートから11番パー3の第1打を1メートル弱につけてバーディー。13番でも伸ばし、14番でも左上から5メートルを沈めた。後半は1バーディー、2ボギーでしのぎ、目標だったアンダーパーを達成。「合格点だけど、途中4アンダーまでいったので悔しい部分もある」としながらも、「パットが入ってくれたので良かった」と頷いた。

2023年の最終プロテストに15位で合格した23歳。レギュラーツアーのデビュー戦・リゾートトラストレディスではいきなり8位に入るなど健闘した。第1回リランキングで30位。「気持ち的には変わらないけど、ステップよりも試合数が増えてたくさんゴルフができるので嬉しい」と笑顔を見せた。

出身地・北海道で18歳まで過ごしたが「暑いのは大丈夫で、寒い方が苦手」と夏に不安はない。今大会のコースは「距離が長くて苦手」。それでも悪くないスタートだ。雨予報の2日目へ「少し貯金ができたと思うので、パーセーブしながらバーディーを取れるようにしたい」と話した。

THE ANSWER編集部・山野邊 佳穂 / Kaho Yamanobe

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