アベンジャーズ俳優 瀕死の事故で「眼球が飛び出し、もう片方の目が見えた」頭蓋骨のひびも即座に認識

マーベル作品のホークアイ役などで知られる俳優ジェレミー・レナー(53)は、除雪車による事故当時、頭蓋骨にひびが入ったのを感じたという。2023年の元日、米ネバダ州リノで甥を助けようとして大型除雪車の下敷きとなり、重傷を負ったが、メンズ・ヘルス誌とのインタビューの中で当時の様子について詳細に明かした。

ジェレミーはこう語る。「頭にひびが入り、押し付けられるような感覚だったのを覚えてる。まさにあなたが想像通りの感覚だ。でも、幸運にも頭蓋骨は粉砕されなかった。ただ、ひたすら(除雪車の)うねりに襲われた」

「頬骨が折れ、眼窩も折れた。そして、轢かれたときの衝撃で、目が飛び出たんだ。右の眼球で左の眼球が見えたんだよ。息を切らしながら叫んだね」「息ができなかった。 肋骨が14本も折れていて、肺が破裂していると、腹筋を使うのは難しいもんだよ」

「最初の5分間は、どうやって呼吸するかということだった。だんだんすごく疲れてきた。心拍数がどんどん下がっていった。フーフーって45分間、ただひたすらこの呼吸を続けていたけれど、疲労困憊の中にも、平穏みたいなものがあった」

この後、集中治療室で12日間を過ごしたジェレミーは、この一件を「大惨事」と呼んでいる。「シャワーやトイレ、すべてが大惨事だった」「ベッドから起き上がるのに17分かかった。ときどき立ち上がって、なんとか椅子に体をもっていき、少し動けるのはうれしかった」「でもシャワーは半日くらいかかったよ。濡らしちゃいけないところがたくさんあったからね」

何カ月もの理学療法を経て、現在もも回復中のジェレミーだが、最近「ナイブズ・アウト」シリーズ第3弾の主役に決定したと言われている。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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